発達障碍ピアノレッスン

各地域のピアノ指導者が自主運営している会からのお知らせです。カテゴリーを地域ごとに分けています。お近くの地域を選んでご活用くださいね♪

カテゴリ: 千葉・市川市

[ご報告]
第7回 発達障碍千葉地区情報交換会

今回も(第6回に引き続き)
佐野安子先生考案制作の
レッスン教具をご紹介いただきました。


安子先生


佐野先生2回目情報交換会は、
1回目には参加できなかった先生の参加も多く、
千葉地区の広がりを実感する会となりました。



夏休み中ということで、
生徒たちが
夏休みの宿題にもできそうな
手作り楽器の紹介も。


そのアイディアと
バイタリティーには感服です。




数ある教具の中から、、、

安子せんせい

↑ゆびばんごうつみき・どうぶつセット


これは、
私も使用させて頂いております。



ゆびわ!
かわいい、いいなー
でも、
ゆびに嵌めて遊んでしまうのでは?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

その心配は、
(今現在私の場合)ありません。



「これはおもちゃではない」

ということを
新しい教具を提示する際に、
生徒にしっかり伝えます。


たとえ理解の薄いお子さんでも、
幼児さんでも、

こちらが、
ちょっと低い声で
(注・いつもはがんばって高い声で話していますから(笑)


「おもちゃではないからあそぶものではありません」


と、伝えれば、

あ?むむむ??
この人はなんかこわい顔してるから
なんか言うこときかないといけないのかな。

という思考が働くのでしょう。



ちょっと嵌めてみて
喜んでみてから


「これはおもちゃじゃないです」
と言う子。


「あそんじゃダメなんだよね」
と、私の顔を伺う子。


ふふふ。
かわいいかわいい。



とはいえ、
真っ向からの禁止は
よくないと思っているので、

1回目は遊びます。


でも、
こちらは遊ばせているつもりはないんです。

存分に触らせてあげることも大切だと思うのです。



ゆびばんごうゆびわを使って何を学ばせたいのか。
2回目以降は、
どのようにアプローチしていこうか。

こちらの観察の場として
必要な時間だと思うのです。



安子先生考案制作の教具は、

かわいくて
キラキラしていて
ほどよいサイズ感で

子どもの心を鷲掴みにする要素満載ですが、


一過性の、
生徒の気を引くだけの道具ではなく、


将来を見据えた「教具」


に成り得るかどうかは、
実は、
指導者の力量にかかっているといえるのでしょう。


がんばらねば。

集合



ピアノの先生のための
発達障碍情報交換会を立ち上げ、早二年が経ちました。

第6会目となっった
5月17日は、佐野安子先生をゲストにお呼びし、
先生考案の教具をご紹介頂きました。


おじぎくん・おじぎさんと安子先生

おじぎくん


この会のレポートは、
情報交換会の場所を提供してくださっている
島村楽器コルトンプラザ店店長が詳しく書いて下さっていますので、

こちらをご覧頂ければと思います。


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4月某日、
新宿で安子先生と待ち合わせをし、
ステキな「きっさてん」で、おいしいケーキを戴きながら、、、

たくさんの教具をご持参頂いて、
そのコンセプト、

「こうなって欲しいからこの教具を用いる」

生徒の先の先まで考え、
計算され教具を制作し、用いる。

教具を制作された熱い思いと、
教具だけがひとり歩きせず、正しく活用して欲しい。

という、ポリシーを伺い、激しく共感しました。


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そして、当日。



特に、レジメにあった先生の言葉、

 「ピアノのレッスンなのですから、ピアノの奏法を教えることが基盤にありますが、発達障碍児の場合は、

〇先生との信頼関係を築く
〇心と身体の成長を促す
〇積極性を引き出す
〇自発的に物事に取り組む
〇成功体験を積み重ね、自信をつけさせる

このことについて、特に意識し、

内容を細分化して指導することを重視していく必要がある

と感じています。
 
定型発達児・者よりも心や身体のバランスがうまく取れていない発達障碍児にとっては、奏法を伝える前にやるべきことがたくさんあります。」


これについては、

・ピアノの先生なんだからピアノを教えなくちゃ。
・ピアノの先生の立場で、どこまで踏み込めばいいのか。

と、悩み頑張っていたピアノの先生にとっては、
大変心強く、腑に落ちたのではないでしょうか。


1回では収まらなかった、佐野先生の会。
次回、7月26日も、お招きします。


佐野先生の教具をお使いの先生は、たくさんいらっしゃると思いますが、
そのコンセプトを直接伺える機会です。

今回おいでになれなかった方も、次回は是非!



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当日、残って下さった先生方と
(長引いたので帰られた先生方ごめんなさい)


集合写真


そして、おいしいランチ
ランチ


先生方の、日頃の悩みなどを
ザックバランに打ち明けられる、

これもまた、第二の情報交換会なのです。

ピアノの先生のための

「発達障碍ピアノレッスン情報交換会 千葉地区」
を発足し、足掛け2年。

6回目は、
佐野安子先生をゲストにお招きします。

発達障碍児のみならず、
誰にでも応用できる、様々な教具を制作されている佐野先生。

そこには、
研究された、佐野先生の信念が溢れています。

この度は、その教具の数々を
実際にどのような成果があるか等、お話を交えながらをご紹介頂きます。







【お申し込み】
島村楽器コルトンプラザ店(市川市)
047-370-1212

【お問い合わせ】
小林
amabile-pocoapoco-1111@ezweb.ne.jp








千葉県市川市、
島村楽器コルトンプラザ店4Fを母体とした会で、地域のピアノ指導者が主体となり、島村楽器の全面バックアップのもと、運営しております。
「発達障碍なのかしら?わがままなだけ?」と、その接し方に悩んでしまうピアノの先生。
また、「障碍を持つお子さんを受け入れたいのだけれど、予め知っておいた方がよい特徴は?」と、お考えのピアノの先生。
さらには、視覚障害、聴覚障害の生徒さんをお持ちのピアノの先生。
様々な立場にいらっしゃる先生方と、情報交換ができる会を目指しております。

会は、2ヶ月に1回、開催しております。
継続で、悩みが出てきた時に、いつでも気軽にご参加いただける「寺子屋」的な場として、地域に根付いた会でありたいと考えております。
もちろん、単発でのご参加も大歓迎です。


✩アクセス

島村楽器コルトンプラザ店 ダイエー棟内4F ~Forest Hall~
JR総武線本八幡駅から徒歩10分(本八幡駅よりシャトルバスあり)
京成線鬼越駅から徒歩5分
http://www.nikke-cp.gr.jp/info/access.html


・障碍なのか、我儘なのかがわからないから指導に悩んでしまう

・発達障碍について何も知らないので知りたい

・発達障碍ピアノレッスンの経験値が高い人と情報交換したい

・普通学級に通うグレーの子へのレッスンで悩んでいる

・重度の発達障碍の子へのレッスンで悩んでいる

・親御さんとの関わり方に悩んでしまう

などの悩みを先生方の経験、アイディアで軽減していきましょう!

千葉市川2

日程  : 11月27日(月) 10:30~12:30
場所  : 島村楽器コルトンプラザ店4F ~Forest Hall~
 
参加費 : 200円

《お申込み&お問合せ 島村楽器まで》 
047-370-1212 担当:石井   047-320-4590 担当:澤田
↓第3回勉強会の様子
https://www.shimamura.co.jp/shop/colton/information/20170910/477







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