ピアノの先生のための
発達障碍情報交換会を立ち上げ、早二年が経ちました。

第6会目となっった
5月17日は、佐野安子先生をゲストにお呼びし、
先生考案の教具をご紹介頂きました。


おじぎくん・おじぎさんと安子先生

おじぎくん


この会のレポートは、
情報交換会の場所を提供してくださっている
島村楽器コルトンプラザ店店長が詳しく書いて下さっていますので、

こちらをご覧頂ければと思います。


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4月某日、
新宿で安子先生と待ち合わせをし、
ステキな「きっさてん」で、おいしいケーキを戴きながら、、、

たくさんの教具をご持参頂いて、
そのコンセプト、

「こうなって欲しいからこの教具を用いる」

生徒の先の先まで考え、
計算され教具を制作し、用いる。

教具を制作された熱い思いと、
教具だけがひとり歩きせず、正しく活用して欲しい。

という、ポリシーを伺い、激しく共感しました。


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そして、当日。



特に、レジメにあった先生の言葉、

 「ピアノのレッスンなのですから、ピアノの奏法を教えることが基盤にありますが、発達障碍児の場合は、

〇先生との信頼関係を築く
〇心と身体の成長を促す
〇積極性を引き出す
〇自発的に物事に取り組む
〇成功体験を積み重ね、自信をつけさせる

このことについて、特に意識し、

内容を細分化して指導することを重視していく必要がある

と感じています。
 
定型発達児・者よりも心や身体のバランスがうまく取れていない発達障碍児にとっては、奏法を伝える前にやるべきことがたくさんあります。」


これについては、

・ピアノの先生なんだからピアノを教えなくちゃ。
・ピアノの先生の立場で、どこまで踏み込めばいいのか。

と、悩み頑張っていたピアノの先生にとっては、
大変心強く、腑に落ちたのではないでしょうか。


1回では収まらなかった、佐野先生の会。
次回、7月26日も、お招きします。


佐野先生の教具をお使いの先生は、たくさんいらっしゃると思いますが、
そのコンセプトを直接伺える機会です。

今回おいでになれなかった方も、次回は是非!



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当日、残って下さった先生方と
(長引いたので帰られた先生方ごめんなさい)


集合写真


そして、おいしいランチ
ランチ


先生方の、日頃の悩みなどを
ザックバランに打ち明けられる、

これもまた、第二の情報交換会なのです。