発達障碍ピアノレッスン

各地域のピアノ指導者が自主運営している会からのお知らせです。カテゴリーを地域ごとに分けています。お近くの地域を選んでご活用くださいね♪

2018年05月

ピアノの先生のための
発達障碍情報交換会を立ち上げ、早二年が経ちました。

第6会目となっった
5月17日は、佐野安子先生をゲストにお呼びし、
先生考案の教具をご紹介頂きました。


おじぎくん・おじぎさんと安子先生

おじぎくん


この会のレポートは、
情報交換会の場所を提供してくださっている
島村楽器コルトンプラザ店店長が詳しく書いて下さっていますので、

こちらをご覧頂ければと思います。


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4月某日、
新宿で安子先生と待ち合わせをし、
ステキな「きっさてん」で、おいしいケーキを戴きながら、、、

たくさんの教具をご持参頂いて、
そのコンセプト、

「こうなって欲しいからこの教具を用いる」

生徒の先の先まで考え、
計算され教具を制作し、用いる。

教具を制作された熱い思いと、
教具だけがひとり歩きせず、正しく活用して欲しい。

という、ポリシーを伺い、激しく共感しました。


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そして、当日。



特に、レジメにあった先生の言葉、

 「ピアノのレッスンなのですから、ピアノの奏法を教えることが基盤にありますが、発達障碍児の場合は、

〇先生との信頼関係を築く
〇心と身体の成長を促す
〇積極性を引き出す
〇自発的に物事に取り組む
〇成功体験を積み重ね、自信をつけさせる

このことについて、特に意識し、

内容を細分化して指導することを重視していく必要がある

と感じています。
 
定型発達児・者よりも心や身体のバランスがうまく取れていない発達障碍児にとっては、奏法を伝える前にやるべきことがたくさんあります。」


これについては、

・ピアノの先生なんだからピアノを教えなくちゃ。
・ピアノの先生の立場で、どこまで踏み込めばいいのか。

と、悩み頑張っていたピアノの先生にとっては、
大変心強く、腑に落ちたのではないでしょうか。


1回では収まらなかった、佐野先生の会。
次回、7月26日も、お招きします。


佐野先生の教具をお使いの先生は、たくさんいらっしゃると思いますが、
そのコンセプトを直接伺える機会です。

今回おいでになれなかった方も、次回は是非!



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当日、残って下さった先生方と
(長引いたので帰られた先生方ごめんなさい)


集合写真


そして、おいしいランチ
ランチ


先生方の、日頃の悩みなどを
ザックバランに打ち明けられる、

これもまた、第二の情報交換会なのです。

IMG_2820
5月13日の日曜日、カワイ横浜プラージュにて、発達障碍ピアノレッスン情報交換会・横浜が行われました。
音楽セラピストの平野桂子先生をお迎えし、一緒にスタッフをされている三橋さんや三輪先生もお越しいただき、授業の話や介助支援、外出支援の話などもしてくださいました。

とにかく、音楽で生活支援になるよう、という意図があり何が弱いからそれを強くするための、音楽の中での習得。これが平野先生の経験からたくさん出てきます。勿論、それに必要な教具なども惜しみなく披露してくださり、参加した先生方もメモをしたり写メしたりしていました。
「すぐにレッスンで使えます!」 
と、うれしい反応もたくさんありました。

例えば、写真のタンバリンタッチは、踏ん張る力を要します。
勿論楽しく発散しながら〜の中からです。
お手玉をつまむ、は指の力。そこからリコーダー指導に至ります。
Oボールの中にスカーフを入れる。指先の強化、器用になるように〜ですね。
そんな感じで、遊びの中にも意図があります。

また、先生の言葉かけの大切さも伝えて下りました。
否定せず、でも正しい方に誘導したり、音楽の完成度ではないので成功体験を本人に伝える言葉かけ。
これは先生の心の使い方、だとのこと。
先生の引き出し、指導内容やグッズだけでなく、言葉や心に関しても増やしていきたいですね。

ピアノの先生は個人レッスンで、かつ生徒さんも習いに来る意思があり通ってくださいます。
学校は集団で、いろいろな生徒さんがいます。
その違いはありますが、音楽を通してその子のために何かできること、は共通です。 
それが音楽性を追求するのか、その前に生活に必要なことの習得があってのものなのか、この違いも大きいです。その点を今後も各自がフォーカスして、レッスンに生かしていけたら、と感じました。

午後は予報通り雨でした。
教具など大荷物を持ってきてくださった平野先生たちに感謝しつつ、第二弾も視野にしている
横浜分科会です。

ちなみに横浜の次回は、8月30日木曜日。
テーマは「よろず相談所」 の予定です。

ピアノの先生のための

「発達障碍ピアノレッスン情報交換会 千葉地区」
を発足し、足掛け2年。

6回目は、
佐野安子先生をゲストにお招きします。

発達障碍児のみならず、
誰にでも応用できる、様々な教具を制作されている佐野先生。

そこには、
研究された、佐野先生の信念が溢れています。

この度は、その教具の数々を
実際にどのような成果があるか等、お話を交えながらをご紹介頂きます。







【お申し込み】
島村楽器コルトンプラザ店(市川市)
047-370-1212

【お問い合わせ】
小林
amabile-pocoapoco-1111@ezweb.ne.jp








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