[ご報告]
第7回 発達障碍千葉地区情報交換会

今回も(第6回に引き続き)
佐野安子先生考案制作の
レッスン教具をご紹介いただきました。


安子先生


佐野先生2回目情報交換会は、
1回目には参加できなかった先生の参加も多く、
千葉地区の広がりを実感する会となりました。



夏休み中ということで、
生徒たちが
夏休みの宿題にもできそうな
手作り楽器の紹介も。


そのアイディアと
バイタリティーには感服です。




数ある教具の中から、、、

安子せんせい

↑ゆびばんごうつみき・どうぶつセット


これは、
私も使用させて頂いております。



ゆびわ!
かわいい、いいなー
でも、
ゆびに嵌めて遊んでしまうのでは?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

その心配は、
(今現在私の場合)ありません。



「これはおもちゃではない」

ということを
新しい教具を提示する際に、
生徒にしっかり伝えます。


たとえ理解の薄いお子さんでも、
幼児さんでも、

こちらが、
ちょっと低い声で
(注・いつもはがんばって高い声で話していますから(笑)


「おもちゃではないからあそぶものではありません」


と、伝えれば、

あ?むむむ??
この人はなんかこわい顔してるから
なんか言うこときかないといけないのかな。

という思考が働くのでしょう。



ちょっと嵌めてみて
喜んでみてから


「これはおもちゃじゃないです」
と言う子。


「あそんじゃダメなんだよね」
と、私の顔を伺う子。


ふふふ。
かわいいかわいい。



とはいえ、
真っ向からの禁止は
よくないと思っているので、

1回目は遊びます。


でも、
こちらは遊ばせているつもりはないんです。

存分に触らせてあげることも大切だと思うのです。



ゆびばんごうゆびわを使って何を学ばせたいのか。
2回目以降は、
どのようにアプローチしていこうか。

こちらの観察の場として
必要な時間だと思うのです。



安子先生考案制作の教具は、

かわいくて
キラキラしていて
ほどよいサイズ感で

子どもの心を鷲掴みにする要素満載ですが、


一過性の、
生徒の気を引くだけの道具ではなく、


将来を見据えた「教具」


に成り得るかどうかは、
実は、
指導者の力量にかかっているといえるのでしょう。


がんばらねば。

集合